2014年に購入し、2019年に償還されたブラジルレアル建債券。
どんな商品かもよく分かりませんでしたが、物は試しと購入してみました。
そして結論から答えると、損失を出して終えました。
ブラジルレアル建債券とは
名前の通り、ブラジルの通貨であるレアル建ての債権です。
魅力的なのはその利回りですが、為替の影響を受けて損得が出てくる商品です。
購入後に円安になると私が得をし、円高になると私が損をします。
ブラジルレアル建債券の購入金額と毎年の利金
購入価格:236,250円
償還価格:146,400円
年に2回の利金の合計額
年 | 受取利金額 |
---|---|
2015年 | 15,525円 |
2016年 | 11,613円 |
2017年 | 13,507円 |
2018年 | 12,099円 |
2019年 | 5,514円 |
合計 | 58,258円 |
償還金額と利金の合計金額は204,658円で結果としては3万円近い損失となりました。
昨年の8月時点でも中間報告として危惧していましたが、結果は変わりませんでした。
この債券への投資をして考えておくべきことは何か
購入時の2014年時点で考えていたのは、20万円という金額を投資して、失敗してもそれで良い、ということでした。
年間(確か)9%の利金があります!という宣伝はインパクトがありましたが、どうしても”怪しい”と捉えてしまいます。
なかなか9%という利回りはないですからね。
また、こうした投資への経験がないまま定年を迎え、安全資産だということで退職金を入れる可能性もあります。
安定して毎年お金が入ってくることを想像してしまいますし、債券って安全資産のようなものだと感じますし。
結果としては購入しない方が良さそう
半年ごとにもらえる利金は嬉しいものでしたが、ついに円高が続いたまま2019年を迎えました。
為替は苦手だし、よく分からないなと改めて感じます。しかもブラジルという遠く国のことだと尚更かもしれません。
まだ会社への投資のほうが肌に合うと感じています。
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