2022年1月から米国の利上げによる株価の調整が続いています。
米国全体が下げていく中でも、レバナスへ投資を続けてきた人たちの悲鳴が多く聞こえてきています。
2022年1月の主要指数とTQQQの株価推移
これは2022年1月29日時点の過去一ヶ月の3つの主要指数とTQQQの株価推移です。

数字が読みにくのですが、グラフの上からDOW30 -6.15%、S&P 500 -9.61%、Nasdaq -15.39%、TQQQ 39.82%など、1ヶ月で各指数が下落しています。
レバナスとは、Nasdaq指数に対して2倍になることを目指した投資信託に使われることが多いのですが、今回はTQQQというNasdaqに3倍のレバレッジをかけたETFを取り上げてみました。
1ヶ月で-40%の下落は強烈ですね。
ツイッター上では、他にもTECLやSOXLなど特定の業界の3倍の値動きを目指したETFをよく見かけます。
もちろん、上昇する際にも3倍近くになるのでタイミングさえ上手く行けば短期間で資産を増やすことが出来るハイリスクハイリターンの金融商品です。
こうした高リスクの商品へ手を出す際には、より慎重になっておきたいものです。
お金はなくなったら困るもの
コロナショック後の2020年、2021年は私自身も投資に熱くなり、1日に10%を超える上昇を見せるハイパーグロース銘柄への投資を行ってきましたが、2022年は保守的に市場と向き合っていきたいと考えています。
サラリーマンなどの普通に生活を行っている人にとってお金はなくなったら困るものですよね。
将来の子供の教育資金にしたり、老後の生活資金という将来のための大切なお金なので、不透明要素が多いときは慎重になるのは当たり前。
守り重視だとマーケットが堅調なときには平均以下のパフォーマンスになりますが、それはどうでも良くて、しっかりとお金が守れていれば成功だと思います。
私の場合は、世界分散株式やS&P500への積立投資を淡々と行う予定です。
もっと保守的に運用をするなら、ゴールドや債券への投資を検討しても良いかもしれません。
以前、BNDという米国トータル債券市場ETFへ投資をしていました。今の金利上昇局面では買いづらいのですが、コロナショック時には抜群の安定感を見せてくれました。再度、こういう銘柄を購入しても良いと考えています。
市場が良いときは”何を買っても上昇します”が、運用成績の明暗が分かれるのは市場が低迷している時だと思います。
下がっても自分が許容できる範囲の投資を心がけたいです。
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