株や投資信託、仮想通貨、FXでも、現金以外のお金の使い方や投資について早いうちから触れておいたほうが良いと思っています。
興味がなくても一番触れる機会があるのは、新卒入社のタイミングかもしれません。
入社した企業が上場していた、入社した企業で確定拠出年金を導入していたなど。
資産運用に関して全く未経験だった人は、なんとなく、始めるしかないと思いますが、その「なんとなく」でもはじめることが大切です。
時間を味方につけられる
理由の一つは時間を味方につけられるからです。
これは多くの投資をする人が前提としている、世界経済はこれからも伸びていく、という前提があるからですが、
短期で一気に利益を狙うよりは長期で運用ができるほうが安全に資産を増やせると考えられるからです。
50歳から60歳という10年間で考えるのと30歳から60歳までという30年間で考えるのでは、
30年間かけて資産運用をするほうが安全です。
世界経済、日本経済も良い時期もあれば悪い時期もあるので、リスクを期間に分散して投資をすることができるからです。
長期の運用では複利の効果を得られるとよく言われています。
若いうちからの複利の運用は将来かなりの見返りが期待できます。

しかし、複利をすぐに実感することは難しいです。
ある程度の配当が出たり、元本がある場合には複利の効果を実感しやすいですが、
投資金額が少ないうちはせいぜい数百円ぐらいですから、
これが複利の効果か!すごい!とはなりません。
私の実例でいくとこんな感じでしょうか。
キヤノンを100株購入(30万円~40万円ほど)する。
配当金が年間1万5000円(この場合は税金は考えないとします。)
1万5000円を使い別の株(例えばみずほを100株)を買う。
配当金を年700円もらう。
以降の配当は1万5000円ではなく、1万5700円です。
はじめはこの程度かと思いますが、それが少しずつ増え、育てることに、
資産運用の面白みを感じます。
お金に関しての興味がでてくると、本当に必要かと考えることも出来て、家計への負担も軽くなります。
失敗しても取り戻せる
私は投資をはじめて10年ですが、自分ではそれなりの失敗をしてきています。
数百万円という損失はマーケットの影響もあり、まだ出ていませんが、
数十万円でしたら割とよく出ています笑。
これが60歳になり、退職金を受け取った後だと怖いです。
今後、収入がなくなり、自分のお金が減る一方のタイミングで、投資でお金がなくなっていくのは精神的にはきついと感じます。
どういう商品が自分に向いていて、どの年代で何に資産を置いておくのかを、
20代のうちから理解しておくことが大切です。
仮に20代、30代で損をしたとしても60歳までに取り戻せますことはできるでしょうし、
20代、30代での資産を長期塩漬けでも良いかと考えています。
経済・マーケットは回りますので、一度下がった株価がそのうち戻ってくることもあるでしょう。
失敗するとどんなことが自分に合っているのか分かるものです。
ましてやお金のこと。
増やそうと思って投資をしたのに、減ってしまった!
心中穏やかではありません。
そうした経験をできれば投資金額が少額の時代に味わいながら、
経験を積んでいきたいものです。
投資に対してや将来に対して考えれる
投資をすると少し視野が広くなる気がします。
将来のことを考える機会にもつながります。
決してお金が中心の人生ではなく、人生の中でお金と上手く付き合っていく方法を学べる気がします。
少しのお金と勇気があるようでしたら、1日でも早く投資の世界に身をゆだねてみることをおすすめします。
はじめるきっかけとしては、投資信託をおすすめします。

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