キヤノンは継続的に配当を出している会社で、私は数年前に購入して、配当金を継続的に受け取っています。
初めに購入したのは、NISA枠で何か購入しようと思った時にいくつか候補があり、そのうちの一つがキヤノンでした。
※2019年9月追記:キヤノンは現在全て売却しており、保有していません。
キヤノンの配当金
キヤノンの配当金推移です。

安定して配当金を維持・増配し続けていることが分かります。なんでも1987年から減配は一度もしていないとか。そんな今でも配当利回りは4%を超えており、長い間高配当銘柄です。時には配当利回りが5%を超えることもあります。
キヤノンの株価

将来は分かりませんが、長期で減配をしていない、配当金を出し続けていることは、心理的には安心できます。
キヤノンからの配当金受取額
私はおそらく2013年からキヤノンを保有していて、毎年配当金を頂いています。
「おそらく」というのは、記録をつけ始めたのが2014年からなので、記録の残っている2014年からの配当金額を記載します。
途中で売買しており、株数が変化していることと、NISAと通常の取引があることを記載しておきます。
年 | 受取配当金額 | 保有株数 |
---|---|---|
2014年 | 26,000円 | 200株 |
2015年 | 32,000円 | 200株 |
2016年 | 58,477円 | 600株 |
2017年 | 75,000円 | 600株 |
2018年 | 33,000円 | 200株 |
2019年 | 14,375円 | 200株(半期のみ) |
合計 | 238,852円 |
2016年ごろに追加購入し、2017年には売りましたが、合計の金額はそれなりにもらえていますね。
キヤノンの配当金の受取り時期
配当金は中間決算と期末決算に分かれています。
配当金の受取り時期ですが、12月の期末決算時は3月下旬、6月の中間決算時は8月下旬でした。
キヤノンの4つの事業
2018年12月の決算時の売上は3,951,937百万円と前年比3.1%の減収でした。これはカメラの市場縮小の影響が大きいようです。
オフィスビジネスユニット(45.7%)
オフィスワークを快適に行えるような複合機やプリンターを提供する事業です。
クラウド時代に合わせた環境や生産性向上に向けたサービスも行っていて、カートリッジ交換時期を把握しているのは有名な話です。
売上高は1,807,300百万円と前年とほぼ同じ売上です。
イメージングシステムビジネスユニット(25.5%)
デジタルカメラやプロジェクターなどで、 身近な一眼レフなどの事業です。私の知り合いでもプロはキヤノン使ってること多い気がします。
レンズ交換式カメラの販売台数はトップシェアを誇っていますが、多くの人はスマホカメラをよく使うので、こうしたカメラの販売台数は大幅に減ってきています。
前年から比べると10%超の減収で、売上は1,008,200百万円です。
メディカルシステムビジネスユニット(11.1%)
東芝メディカルシステムズが手がけていたCT装置や超音波診断装置などの医用機器を提供する事業です。
CT装置は国内トップシェアを持っています。
こちらは昨年比とほぼ同じ売上の437,600百万円でした。
産業機器その他ビジネスユニット(20.4%)
半導体露光装置やネットワークカメラなどを提供する事業です。
個人的に注目しているのはいわゆる防犯カメラ(ネットワークカメラ)の普及です。家の回りや街なか辺りを見渡してみると、そこら中に防犯カメラはありますからね。
この売上は昨年比では1.6%増加の805,200百万円でした。
まとめ
途中で追加購入したあとに株価が上がったので売ってしまいましたが、改めて振り返ってみると、それなりの配当金を頂いていたことが分かります。
株価を見てみると現時点は若干の値上がりくらいなので、キャピタルゲインを狙うなら、別銘柄に投資をしていたほうが良かったのでしょう。
ただ、配当金をもらい続けれることは、安心して投資ができます。
今持っている200株は、普段はあまり保有していることを意識しておらず、それでも半年ごとに配当金がもらえることが大切のように感じます。
2015年からの配当金の推移はこちら
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