私達には息子が2人います。妻は3人目を拒否していますが、私はもう1人ほしいです。もう1人いると家計は厳しくなると思いますが、ほしいものは欲しい!
と、子どもたちの話はこれくらいにしておいて、現在利用しているジュニアNISAへの投資の話をします。
ちょうど子供が生まれたタイミングでジュニアNISAの制度が始まり、制度の中で投資信託の積立を開始し、2020年末時点ではおよそ600万円ほどを運用しています。
最終的にジュニアNISAの期限が切れるのが2035年頃になると思いますが、その時の世界のことは全く想像つきません。それでも世界市場は順調に伸びていくと思っていますから現在積立をしています。
ここではジュニアNISAの紹介と私の投資記録を公開します。
ジュニアNISAとは
ジュニアNISA(未成年者少額投資非課税制度)とは、2016年にスタートした、子どもの将来に向けた資産形成をサポートするために導入された非課税制度です。
一般社団法人 投資信託協会HPより
ジュニアNISAの利用(口座開設)ができるのは、日本に居住する0歳から19歳までの未成年者です(口座開設する年の1月1日時点で19歳であれば、その年中に口座開設が可能です)。
ジュニアNISAが利用できる期間は、2016年から2023年までとなっています。
ジュニアNISAの口座管理や運用については、原則として未成年者(子ども・孫)は行いません。口座開設者は未成年者の名義となりますが、親などの親権者等が未成年者に代わって口座の管理・運用を行います。もし未成年者本人が金融商品の売買注文を行う場合は、そのつど親権者等の同意が必要になります。
現在はジュニアNISA制度の廃止が決定しています。それにより、18歳まで引き出せないという制度がなくなり、2024年以降は引き出し可能となったことで、逆に使いやすい制度になりました。
ジュニアNISAのメリット
- 利益や配当金に対して税金がかからないこと
NISAのメリットはこの一点に尽きます。配当金でも株価の値上がり益でも現在は約20%の税金がかかってしまいます。それがこのジュニアNISAでは税金がかからないという点が一番のメリットです。
ただ、売却する時に利益が出ていないと意味がありませんね。
ジュニアNISAデメリット
- 年間80万円という上限額が高いこと
18歳まで引き出せないこと→ 制度廃止により引き出し可能に- 元本保証ではないこと
- 始めるまでの手続きが面倒であること
デメリットは色々あると思っていますが、年間80万円という上限金額の高さだと感じています。しかも5年間という短い期間のなかで積立を行わないといけません。
80万円×5年間ですから、総額400万円というお金です。
私の場合、結婚してからの数年間は投資を控えて現金を増やしていたので、その現金でジュニアNISAを積み立てています。しかし、年間80万円、2人で160万円という金額はかなり大きな金額だと感じます。
元々は子供が18歳になるまで引き出せなかった
ジュニアNISAの大きなデメリットは、子供が18歳になるまで口座内のお金を引き出すことが出来ない、という制限でした。しかし、ジュニアNISAの廃止が決定し、2024年以降からはいつでも引き出せることになりました。
これで、突然お金が必要になった場合にジュニアNISAの口座からもお金を引き出せることが出来るので使い勝手が良くなったように思います。
資産保有が多い人がジュニアNISAでは有利
NISAは簡単にいうと減税の制度であり、そこが一番のメリットです。
そして、それを一番享受できるのは子供一人当たりに年間80万円を積み立てれる人たちです。先程もお伝えしましたが、この上限いっぱいまで積立ができる家庭ってそう多くなのではと思います。
家族・友人との付き合いや自己投資を止めてまで、お金を貯めたほうが良いとはいいませんが、一定量のお金があることで、こうした制度のメリットを十分に受けることができそうです。
本当は1年間の非課税枠を40万円程にして、10年間の期間設定があれば、時間も分散できて良いと思いますけれど。
ジュニアNISAの制度を上限まで利用し、積立投資を実践
私達はこの制度を上限まで利用しています。
残念ながら、NISA加入当初は制度をしっかりと理解出来ていなかったため、始めの1年間は満額の積立は出来ませんでした。制度を利用する人でお金に余裕がある家庭では、子供一人あたりの80万円という上限をしっかり使ってくださいね。
年間80万円の非課税枠を2人分だと、1年間で利用できる上限は160万円とかなりの金額です。しかし、ここは制度を利用することを最優先に考えて、頑張って積立を続けています。
2021年には積立が完了するため、その後は2035年ぐらいまでほったらかしの予定です。
週に1度の積立設定で自動投資
ジュニアNISAでは、以下の投資信託を購入しています。
- 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
- 楽天-楽天・全米株式インデックス・ファンド
- SBI-EXE-i つみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド
以前は、大和のiFree S&P500インデックスを購入していましたが、eMAXIS SlimシリーズからS&P500が出たタイミングで切り替えました。
また、積立している投資信託を人によって変えていますが、eMAXIS Slimの米国株式(S&P 500)、もしくは全世界株式への積立で良いと思います。
学資保険には入っていない
投資と保険は違いますから一概には言えませんが、学資保険で積立てるくらいならジュニアNISAで積立をしたほうが良いと考えています。
それは、学資保険は教育費の貯金積み立ての意味合いが大きいと感じたためです。それなら投資に回したほうが良い、ジュニアNISAを利用しようと思いました。
自分の親世代なら、利回りが3%、4%などがあったのかもしれませんが、今は散財してしまう人の強制貯蓄の意味合いが強いです。学資保険の解説のほとんどが貯蓄性やら満期の時の返戻金やら祝い金などになっていますが、それを理由に保険を買う人って多いのでしょうか。
保険なので、契約者(親)に何かあったらのための保険、でしかないと考えています。もし私の親族が保険に入っていれば、解約をはっきりと勧めます。それくらいメリットのない話だと思いますし、他に教育費を蓄える方法は見つけた方が良さそうです。
ジュニアNISAへの年間80万円という積立が難しい場合でも、学資保険で月1万円積み立てよりは、ジュニアNISAを利用して1年間で12万円、5年間で60万円を積み立てるでしょう。もっと言うなら、学資保険で0歳から18歳まで月1万円を積み立てようとする200万円近い金額を、なんとかこの5年間で用意することはできないか、と考えます。
実際の投資金額と損益の公開
実際の投資金額と損益を公開します。金額はその年末の金額です。2020年は11月末時点ですので書き直します。2018年から本格的に積立を開始しました。600万円という金額はかなりまとまった金額ですね。
評価額(円) | 評価損益(円) | |
2017年 | 331,049 | 記録なし |
2018年 | 1,680,867 | 記録なし |
2019年 | 3,986,311 | 記録なし |
2020年 | 6,193,560 | 1,179,264 |
未来へ投資していることにワクワクする
子供への教育資金積立は、学資保険でという方もいますが、私はジュニアNISAを使った投資信託購入をオススメします。
最近思い始めましたが、あらかじめ決まっている返戻金よりも変動があった方がワクワクしませんか?
ワクワクするより不安を感じることもあるかも知れませんが、未来は明るいほうが良いですよね。暗い自分の未来って想像したくありませんし、それを想像して生きるのはツラすぎます。
実際には、投資信託を解約する時に○○ショックが起こって、株価に大幅な下落があるかもしれません。反対に思っていた以上のリターンを得ることが出来るかもしれません。
未来は明るいと思っているので、将来のためにお金を預けて寝かせておくことが、一つの楽しみになっているような気がします。ただし、日本企業への投資ではないのが残念です…
早めに資金を積立てることで複利効果を得られます。
貯金が出来ていると選択肢が増えますね。
投資金額が徐々に増えています
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