年間10万円の配当金を得るために300万円は確保しよう

配当金

社会人になるまで株式投資について、怪しいものだ、というぐらいの認識しかありませんでした。村上ファンド、ホリエモン、なんか株に関わる人たちは、ろくでも無さそうな印象をもっていたのが事実です。

大学生時代に株式投資といった類のことも全く分からなかったので。では、いつ投資に出会ったかというと新卒で入った会社に持ち株制度があったから。確かその会社は毎月の掛け金に10%程の会社から補助が出て、それならお得と始めてみたのがきっかけでした。

その新卒で入社した会社を辞めて、自分の証券口座を作り、なんかよく分からないお金が振り込まれていたことが配当金と出会ったきっかけでした。

その時はかなりお金に困っていた時だったので、こんなお金の入り方があるのかと思った記憶があります。額としてはおそらく9,000円ほどでえした。

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年間10万円の配当金をもらうためには200万円から400万円は必要

あえて幅を持たせて金額を書いているのは、会社から受取れる配当金利回りが違うからです。また、税引き後の配当金の計算をここではしてみます。配当金からは税金が大体20%程が引かれてしまいます。税金が引かれた後の税引き後の配当金を10万円もらうためには、どれぐらい投資したら良いのかを計算してみます。

投資金額は200万円から400万円、配当利回りは3%から6%、税金は20%で計算しています。

投資金額配当利回り税引き後配当金
200万円6.0%9.6万円
250万円6.0%12万円
250万円5.5%11万円
250万円5.0%10万円
300万円5.0%12万円
300万円4.5%10.8万円
300万円4.0%9.6万円
350万円4.0%11.2万円
350万円3.5%9.8万円
400万円3.5%11.2万円
400万円3.0%9.6万円

配当利回りが6%の会社へ投資するなら、200万円ほどの資金でも良さそうですが、投資する企業を選びたいので、300万円くらいは用意したいですね。

高配当銘柄を狙うというのであれば、例えばJTという会社があります。この会社の配当金は2019年に一時期7%を超えました。200万円投資したとして、税引き後で11万2000円を受取ることが出来ます。

ただ多くの銘柄はもう少し配当利回りが低いことが多いので、投資金額を増やすことが大事ですね。

どんな銘柄があるのか

私が投資を始めた頃は4%以上の配当利回りのある日本株へ投資していました。

最近は、米国株へ投資することも増え、今の配当金利回りだけではなく、増配年数なども重視しています。そうすると配当利回りが3%程の銘柄もよく見かけます。

配当利回りが高いことは、配当金を多く受取ることにつながりますが、それだけ売られている不人気な銘柄でもあります。そのため、私は今は配当利回りが3%程で仮定しながら投資をしています。

更新日時点で配当利回り5%以上の日本株でもこんな銘柄が並んでいます。※購入を推奨している訳ではありません。

  • 日本郵政
  • 住友商事
  • キヤノン
  • 新明和工業
  • ソフトバンク
  • 日本タバコ産業(JT)

米国株でも5%以上の配当金では、このような銘柄が並んでいます。

  • Astoria Group(MO)
  • AT&T(T)
  • Exxon Mobil Corporation(XOM)
  • AbbVie(ABBV)
  • The Kraft Heinz Company(KHC)

上記の銘柄を推奨している訳ではありませんが、投資家の人たちの中では比較的よく目にする銘柄です。

300万円を貯金で貯めてみる

以前私がしていた毎月3万円の貯金では、300万円貯めるのに100ヶ月かかってしまいます…。8年3ヶ月ですか。今は転職をしたこともあり、夫婦共働きで300万円の貯金は1年で達成出来るようになりました。

年収を上げたり、副業をしたり、結婚で節約したり、色々な方法があると思いますが、できるだけ早くお金を貯めていきたいですね。

サラリーマンであれば、基本的には給与ー支出でお金を貯めていくしかありません。お金を貯めること、投資をすることの為だけに働いている訳ではありませんが、家族とお金の心配をせずに暮らしていくために、ある程度の資産を持っていることは大事なことだと思います。

300万円は多い金額だと思われるかもしれませんが、少しずつでも貯めていきましょう。

まとめ

配当金を受取ろうと思っても、初めは1年間に数千円や数万円を受け取れれば良いと思います。

焦ったり、欲を出して一気に増やすものではなく、少しずつ増えていくことが理想的だと考えています。

お金を貯める最初の目標額は100万円ではないでしょうか。

少しずつ貯めていきましょう。

配当金額は少しずつ増えていくものだと感じています。

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自己紹介

都内に勤務する30代のサラリーマンです。2015年に一人目、2017年に二人目が生まれ、家族4人で生活しています。
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投資判断、資産運用は自己判断でお願いします。

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