結論を先に書きますと、今回のコロナショックによる暴落ではセクターや個別の銘柄によって、下落率が違うようです。
高配当銘柄はディフェンシブではない!というツイートを見かけましたが、こうした暴落時に、例えばS&P500より下落が少ない銘柄はありますが、どの銘柄もある程度は下げてしまうように感じます。
S&P500と高配当銘柄を比較してみた
S&P500と比較をしてみたのは、高配当銘柄と言われている6社の株価です。銘柄は独断ですが、普段から私がチェックしている銘柄でIBM、KHC、MO、T 、WBK、XOMとしました。期間は2月21日~3月20日の1ヶ月間です。

少し分かりづらいので表にすると以下の下落率となります。
銘柄(ティッカー) | 下落率 |
KHC | -18.75% |
MO | -24.76% |
T | -26.31% |
S&P500 | -31.67% |
IBM | -36.92% |
XOM | -45.31% |
WBK | -47.41% |
これを見て分かることは、高配当銘柄だから下落率が高いという訳ではない、ということです。配当利回り関係なく株価は暴落していると感じます。
ただ、生活必需品セクターの株はこうした経済不安の場合でも下がりにくく、金融セクターは下がり易いような気がします。今回はコロナショックに加え、原油価格が下落しましたので、エネルギーセクターは暴落していますね。
今後、セクター別の下落なども確認しておきたいと思います。
何将来の経済成長を信じれるなら今は投資をするタイミング
株価が下がり、配当利回りが高くなっているタイミングに投資をすることはとても不安になります。しかし、将来的に渡り世界経済が成長し続け、株価が上がることを信じ続けれるなら、このタイミングで投資をすると、将来的にリターンを得ることが出来るのでしょう。
下落時に投資をしている銘柄は、私の場合は以下の2つに分かれているように感じます。
①今まで手が出なかった企業
これは高配当銘柄かどうかは置いておいて、今後も企業の成長性が保てると感じる企業です。JNJ、KO、MMM、MSFT、Vなどです。
MSFTやVの配当利回りは2%にも達していませんが、将来性に期待して購入しました。
JNJ、KO、MMMは連続増配企業としても有名な企業ですので、この暴落時にも減配することなく、配当金を出してもらうことを期待しています。
②元々高配当だったが、より配当利回りが高くなった企業
BTI、T、XOMという銘柄は元々5%近くを超える高配当銘柄です。それが今回の下落で、より配当利回りが高まりました。
現在のXOMの配当利回りに至っては、現在10%を超えの異常な値だと感じます。これは、市場が今後の企業業績悪化や減配を織り込んでこのような値になっているのでしょう。
まとめ
今後も株価は上下するでしょう。
自分の納得出来る範囲で少しずつ購入を進めることが良いと感じます。
配当金という不労所得を増やすためには、種銭も必要です。
10年後に配当金100万円を達成したいです。
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