減配予想のJTを売却 高配当株は難しい

株式投資 日本株

2021年2月9日 JTは2020年12月期の決算を発表するとともに、配当金に関する発表も行われました。そこで、2021年12月期の配当金は前期比24円減配の130円が予想配当となりました。

JTは高配当株として有名ですし、上場来初の減配予想はかなりの衝撃でした。

JTについては、200株以外は売却することにしました。

スポンサーリンク

私のJTへの投資損益について

最終的には60万円ほどの損失(購入金額-売却金額+配当金)が出て、投資は失敗です。

損失を抱えながら、合計30万円を超える配当金を受け取っており、これからも配当金できればと思っていました。

タバコ株だし、営業キャッシュフローは問題なさそうだし、配当金額は維持してくれるだろうと考えていたので、減配予想はとても残念です。

JT株を今後どうするか

冒頭に結論を書きましたが、200株を残して残りは売却です。

EPSの維持or上昇がなければ、さらなる減配もありそうだと感じたことが一番の理由です。

配当金を154円から130円への減配根拠は、2021年12月期の一株当たり利益(EPS)を135.3円とし、EPSはさらに下がることを想定しているためでしょう。

また、今後は配当性向を75%前後を目安にする、という方針も出しています。(これでは2021年12月期の配当性向は96%にという話題も多く見かけます。)

EPSの推移をみると2015年を境に減っていることが確認できます。仮に2021年12月期のEPSが前期と同じ175円だったとしても、ちょうど配当性向75%ほどとなり、予想通り配当金は130円となるでしょう。

前述の通りEPSが135円なら、来季以降はさらなる減配が待ち受けていそうです。それを解消するような収益の確保は簡単ではないのではないでしょうか。

まとめ

今回の減配、さらなる減配の可能性を感じて、多くのJT株を売却することにしました。

今回の減配を買い増し時期だと見込んでいる方もいらっしゃいますが、個人的には人にオススメできる銘柄ではなくなってしまいました。

コメント