息子ケイとティの二人のジュニアNISA運用額が300万円を超えていました。
積立設定をして長男ケイは3年目に次男ティは2年目です。
1年間で一人当たり80万円という積立の上限金額なので、二人合わせて年間160万円というのは分かりきっていることですが、300万円を超えてくると大きく感じました。
ジュニアNISAとは
ジュニアNISA(未成年者少額投資非課税制度)とは、2016年にスタートした、子どもの将来に向けた資産形成をサポートするために導入された非課税制度です。
一般社団法人 投資信託協会HPより
ジュニアNISAの利用(口座開設)ができるのは、日本に居住する0歳から19歳までの未成年者です(口座開設する年の1月1日時点で19歳であれば、その年中に口座開設が可能です)。
ジュニアNISAが利用できる期間は、2016年から2023年までとなっています。
ジュニアNISAの口座管理や運用については、原則として未成年者(子ども・孫)は行いません。口座開設者は未成年者の名義となりますが、親などの親権者等が未成年者に代わって口座の管理・運用を行います。もし未成年者本人が金融商品の売買注文を行う場合は、そのつど親権者等の同意が必要になります。
現時点では2023年までしか利用ができない、という点がネックでしょうか。これは2023年の期限が近づくにつれて変更されるのではと思っています。
主なメリットとデメリットを紹介します。詳細は別のサイトなどでもご確認ください。
ジュニアNISAのメリット
- 利益や配当金に対して税金がかからないこと
NISAのメリットはこの一点に尽きます。配当金でも株価の値上がり益でも現在は約20%の税金がかかってしまいます。それがこのジュニアNISAでは税金がかからないという点が一番のメリットです。
言葉を変えると売却するときなどの出口のタイミングで利益が出ていないと意味がありません。
ジュニアNISAデメリット
- 年間80万円という上限額が高いこと
- 18歳まで引き出せないこと
- 元本保証ではないこと
- 始めるまでの手続きが面倒であること
デメリットは色々あると思っていますが、一番は年間80万円という上限金額の高さだと感じています。しかも5年間という短い期間のなかで積立を行わないといけません。
80万円×5年間ですから400万円というお金です。
私の場合は、この数年間は投資を抑えて現金を増やしていたので、その現金を子どもたちのジュニアNISAにて積み立てていますが、毎年積み立ててる金額ではないと感じます。
通常のNISAのように、年間40万円かそれ以下の金額で積立期間が長く設定できるような制度への変更をお願いしたいところです。
2019年9月のジュニアNISA運用額
メリット・デメリットはありますが、学資保険をかけるくらいなら、早めにこの制度を使って子供の教育資金を貯めておこうと考え、ジュニアNISAを利用しています。
現在積み立てていて投資信託とその評価額は以下とおりです。
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | 179万円程 |
SBI-EXE-i つみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド | 66万円程 |
楽天-楽天・全米株式インデックス・ファンド | 74万円程 |
これらの商品は2021年末まで買い続ける予定です。
資産保有が多い人がジュニアNISAでは有利となっている
NISAは簡単にいうと減税の制度です。そこが一番のメリットです。
しかしそれを享受できるのは子供一人当たりに年間80万円を積み立てれる人たちです。先程もお伝えしましたが、この上限いっぱいまで積立ができる家庭ってそう多くなのではと思います。
家族・友人との付き合いや自己投資を止めてまで、お金を貯めたほうが良いとはいいませんが、一定量のお金があることで、こうした制度のメリットを十分に受けることができそうです。売ろうとするときに損失になっていなければですが苦笑。
早めの資産形成をオススメします。
このようなジュニアNISAを積み立てています
ワクワクしないか、なんて趣味の世界でしかありません
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