いつかは「億り人」になりたい

資産・貯蓄

誰しもが一度は「億り人」になりたいと思っているはずです。私自身も達成できたらと思ってはいますが、まだまだ道のりは遠いです。

文字から想像できると思いますが、億り人(おくりびと)とは「株取引やFX取引で1億円以上の資産を築いた人のことです。相場で儲けた億万長者のこと」を指します。

億り人は、映画の「おくりびと」をもじってインターネット上で生まれた俗語です。

資産が1億円を超えた個人投資家が、Twitterやブログなどでそのことを報告すると、賞賛と嫉妬の意味合いを込めて億り人と呼ばれます。

私も億り人になりたいです。

我家の現時点(2019年6月)での総資産額は3000万強なので、あと3倍は必要です。以前よりは近づいてきた気がしますが、まだまだ遠い先の話だとも感じます。

おそらく世間一般の感覚において、普通に働いて貯金するだけでは1億円貯めるということはなかなか困難な目標でしょう。

特に20代前半の働き始めてまだ間もなく、手取りも大した金額でない場合に「億」という数字は無限の彼方に感じられるかもしれません。

しかし、億り人を目指す場合に40~50代でたっぷり給料をもらっている人よりも、20~30代の若い世代の方が断然有利な点はあります。

それは、「時間」です。

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時間と複利を利用して誰でも億り人になれる

時間を味方に付けることで若い低所得者でも億り人を目指すことができるようになります。

高校、あるいは大学卒業後直後で元本無しの状態から、60歳まで働くと仮定してシミュレートしてみます。

投資条件は以下の通り

・期間:就職と同時に開始するとして40年間。

・金額:毎月一定額を積み立て続ける。(ボーナスは無視)

・投資先:S&P500ETF(現在までのS&P500の年率リターンは約10%)

投資先はバフェットも家族に勧めているS&P500ETFに絞ります。これが最適解とは限りませんが、計算しやすいですし、シンプルで想像もしやすいかと思います。

・月1万円ずつ積み立てた場合

12万円×40年間で投資元本はたったの480万円です。しかし、20年、あるいは30年と時間が経過した時点で、運用額が加速度的に増加していき、月にたったの1万円ずつ積立て続けただけでも、60歳時には約5600万円に到達しています。

これが、あの天才学者アインシュタインをして、

「数学史において最も偉大な発見は複利である」と言わしめた複利の力です。

・月2万円ずつ積立てた場合

月1万円では億り人の達成は難しそうなので、月2万円に増額してみます。

24万円×40年間で投資元本は960万円に増えました。

なんと、早くも1億円に到達しました。

S&P500が過去のリターン通りに推移するならば、月2万円の積立投資を継続しただけで退職時に1億1千万円の大金を手にしていることになります。

年率リターン7%とした場合、必要な積立額は?
とかなんとか言ったところで、10%のリターンが確実に約束されているわけでもなく、実際には想定利回りを下回ることは往々にして起こり得るしょう。

というわけである程度現実的に7%の年率リターンでシミュレートしてみます。

1億円を突破するために必要な積立額を探ってみると、月4万円の積立額が必要ということが分かりました。

40年後の投資元本1,920万円に対して、運用額は9,942万円となります。

新社会人は月4万円の資金捻出を
どれだけ手取りが少なかったとしても月に4~5万円の金額の捻出は、絶対に不可能な金額ではないはずです。

「私の財産告白」著者の本田静六ばりの超倹約生活まではしなくとも、日頃からの節約・固定費削減・副業・実家への寄生など、ありとあらゆる手段を使って月4万円の投資資金を捻出してください。

倹約生活を続けるためには習慣とシステム作りが重要な鍵になります。若く苦しい時に習慣化してしまえば、将来的には収入も増えて楽に積立を続けることが可能になるはずです。

投資先は自分が納得のできるものを見つけることが一番ですが、考えるのがめんどくさい人はその資金をS&P500ETFへ積立投資しましょう。

私は寄り道も多くしていますが、根気強く、健康に気を付けて、歩んでいけば到達できると思っています。

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自己紹介

都内に勤務する30代のサラリーマンです。2015年に一人目、2017年に二人目が生まれ、家族4人で生活しています。
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