両親がどれぐらいのお金をもっているかは私は知りません。定年を向かえ、老後を過ごしていくのに心配ないくらいのお金は持っていそうなので、今はあまり心配していません。年金もありますしね。
現在は分かりませんが、以前は証券会社からの営業電話により、US-REITのゼウスを購入して、それなりの分配金をもらっていたので、私が思っているよりはそれなりのお金を持っているのかもしれません。US-REITに関しては、購入時の手数料や年間の手数料などの入れ知恵をしたので、どうなったんでしょうね。
しかし、証券会社からの営業電話では、購入する際にはリスクの説明をするようなのですが、その時には録音するようなのです。おそらく手数料などの話もしていると思うのですが、両親は全く理解していませんでしたから、恐ろしいものです。
話がそれました。両親に勧めたい商品ですね。
両親が3000万円持っているなら紹介したい金融商品
早速紹介しますと、米国債券に投資をするETFであるBND(バンガード・米国トータル債券市場ETF)です。
BND(バンガード・米国トータル債券市場ETF)とは
BNDはブルームバーグ・バークレイズ米国総合浮動調整インデックスのパフォーマンスへの連動を目指していて、比較的安全な債券に投資をするETFです。
ブルームバーグ・バークレイズ米国総合浮動調整インデックスは、米国における残存期間1年超の投資適格 課税対象債券市場(米国債、社債、米国以外の米ドル建て債券、モーゲージ債及びアセットバック証券など)のパフォーマンスを測定する指数です。平均残存期間は5~10年です。
なぜBNDなのか
まずは両親の属性を紹介します。
- 夫婦で60歳超え
- 総資産額は不明
- 地方在住(田舎)
- 戸建て(おそらくローン完済済み)
- 両親と同居
年金も受け取っており、住宅ローンはありません。資産額は不明ですが、数十年間は心配することなく生活していけそうな雰囲気を感じています。地方の生まれた土地で高校を卒業し、そのまま就職をして、生まれた土地に根付いて暮らしています。
生活に関して、不満に思うことはあるかもしれませんが、不自由なことはなさそうです。既にリタイアし、毎日のウォーキングを欠かさず行っていて、健康にも気を使っています。散財するような場所もなく、時々のパチンコや競馬・競艇などを楽しんでいると思います。
もし両親が3000万円を持っていたら
おそらく資産のほとんどは現金で保有しているでしょうし、投資をする必要はないかもしれません。ただ、そんな両親がもし3000万円近い資産を持っているのであれば、私は上記に書いたBNDようなETFを勧めるでしょう。
メリット 安定した価格変動
株価のように価格は上下する必要はなく、分配金も多くはないですけれど安定しているからです。2020年のコロナショック時には、株価の変動と比べて非常に安定した値動きをしていました。

近年の安値は2018年末の77ドルです。現在の価格から10%強の下落は想定していても良いでしょう。
メリット 分配金を受け取れること
現在の分配金利回りは2.5%ほどです。仮に3000万円分をドルに換金したとすると、受け取れる税引き後の分配金は4万円/月です。余っている現金で安定した金融商品を購入して4万円が受け取れると良いのではないでしょうか。
デメリット ドルで運用すること
円ではなくドルで運用している点はデメリットかもしれません。分配金は毎月もらえて嬉しいのですが、ドルで受け取ることになります。
デメリット 為替の影響を受けること
また、価格や分配金は安定していますが、為替の影響を受けてしまいます。購入時もそうですが、ドル円がいくらの時にドルを購入して、分配金を円に換金するときの為替レートによって損が出てしまうこともありそうです。
受け取った分配金のドルを、円安の際に一気に円に換金するようなことは手間だと感じるかもしれません。
まとめ
両親のお金について考えるなんて、親からすると知ったこっちゃない、という思うかもしれません。そもそもいくら資産があるかなんて知りませんしね。
こういうことを考えるのは、自分がリタイアした後に、どの銘柄に投資したら良いのかも考えています。このBNDは個人的には良い選択肢だと感じています。
2020年のコロナショックの際も安定した値動きでした。
インデックス投資は本当に知識がなくてもオススメ出来る投資ですね。
5000万円を目指しています。
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