株価上昇時は資産が増えているのでウハウハです。
2019年11月時点末であれば、それ以前にどこかで株を購入していれば、ほとんどの場合は含み益となっていることでしょう。もちろん、私の保有している銘柄の中には、含み損の銘柄もありますけどね…。
こうした株価上昇時は追加投資をしづらいと感じます。
いけいけどんどんで追加投資を行うことは出来ますが、どこかでリーマンショックのような大きな株価下落が起こることを想定してしまいます。
リーマンショック時の下げ幅60%に耐えられるか
10年前の出来事ですがリーマンショックの下げ幅を見ると参考になることがあるかもしれないと思い、初めて確認してみることにします。
リーマンショック当時、私はまだ大学生で経済や株に対しては、かなり無頓着な学生でした。当然、投資などはやっていませんでした。今思い起こすと、友人の一人が「日経平均がすげーことになってる。こんなことって、よくあるんかな。」と言っていましたが、当時の私は会話に全くついていけませんでした。
下記はダウ平均株価のチャートです。

リーマンショック時の付近の株価を確認して、下記の3つの日付のダウ平均株価を確認しました。
- 2007年10月1日:14,066ドル
- 2009年3月22日:6,626ドル
- 2013年2月25日:14,089ドル
2007年10月から2009年3月の間で株価はおよそ60%下落をしています。世界の株価時価総額がこれだけ失われたということです。
私の投資資産が60%減ったとすると
2019年11月末時点の現金以外の金融資産は1800万円ほどです。
その資産が40%になったとすると720万円です…。ブログを書きながら、かなりのインパクトに思わず手が止まってしまいました…。怖すぎます。その後、2013年2月にはリーマンショック前の株価に戻していた過去があるわけですが、追加投資を行うことはかなり勇気がいる行為だと感じます。
こんな大きな経済危機はそうそう起こることはないのでしょうけれど、いつ何が起こるか分かりません。全力で投資をしていれば正解のこともあれば、常にリスクを想定して投資をすることもあるでしょう。
私の場合は40%、50%くらいの下落は想定しながら市場とは向き合っていたいと考えています。
市場と向き合うスタンス
私はインデックス投資家であり、米国投資家です。また基本はバイ・アンド・ホールドで、配当金を重要視しています。短期で売買をすることがありませんから、基本は「安いときに仕込みたい」と考えています。
株価上昇時に追加投資を行いづらいのは、「安いときに仕込みたい」「安い時は現金を貯めたい」と考えているからなのでしょう。
今後の(たとえば20年後)世界経済の伸びを確信し、米国株へ投資をしているなら、今の株価ならいつ買っても割安という考え方はあるかもしれませんが、現在の私はタイミングをみての投資が自分にとって楽しいんだろうと感じています。
まぁ投資していないと言っても、毎月の積立投資だけはしっかり行っているのですけどね。
本田静六の私の財産日記に書かれていたこと
四分の一貯金も有名ですが、私には「好景気には倹約貯蓄を、不景気には思い切った投資を」という言葉が頭に残っています。
今は好景気とは言いにくいかもしれませんが、景気の曲がり角とは言われています。リセッションがいつくるのか?そんな話題も多く出ています。
勇気があれば、可能なら不景気のときに、リーマンショックでダウ平均株価が7,000ドルを下回った時でも、投資を続けていたいと願うのでした。
2週間で資産が100万円増えました。投資を続けているとこうした恩恵を受けることもあります。
増えることがあれば減ることがあります
当たり前ですが投資額が大きくなると変動リスクも増えます
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