2020年にはグロース銘柄が特に注目されています。話題の多かった(と感じていた?)高配当や連続増配企業への投資を語る人は以前より少なくなりました。
それもそのはず、2020年11月時点で私の保有している米国株銘柄のAT&T【T】についても、2020年は良いところがありません。いや、2020年に限らず、10年、20年という期間で株価推移を確認しても、順調に上がっているとは言えません。それでも、私はこの株を保有し続けて、時には買い増しを行うのだと思います。
配当金を含めたトータルの損益は若干のプラス
AT&Tは高配当銘柄であり、増配を続けている企業です。私がAT&Tに投資をした理由はここですし、それは今も変わりません。
AT&Tは購入時から高配当でしたし、今でも高配当です。2020年11月時点では、7%を大きく上回る配当を出しています。増配についても、30年を超える増配を続けています。近年は大体2%ほどの増配率ですが、それでも安定していると感じます。
私の場合は、2018年からの3年間の配当金と現在の含み損を合わせると、若干のプラスです。2020年からはAT&Tだけで、税引き後7万円を超える配当金を受け取ることができています。これは、私の保有している銘柄の中では2番目に大きな銘柄です。
年 | 受取配当金額 | 保有株数 |
---|---|---|
2018年 | 431ドル | 300株 |
2019年 | 657ドル | 450株 |
2020年 | 753ドル | 533株 |
合計 | 1,841ドル |
今年のグロース株のように、数日間や数カ月間で数%から数十%の上昇はないのですが、今の株価のまま、同じくらいの配当金・増配をしていてくれれば問題ありません。それに、今後毎年7万円を超えるお金が不労所得として入ってくることに安心感を覚えます。
連続増配企業に今後も投資を続ける
私は、市場に合わせて投資をすることが得意ではないことがよく分かっています。はっきり言って、市場の上げ下げの理由なんて分かりません。分かってる気になる時もありますが、そんなことありません。
私の中での一つの回答は、S&P500などの指数のETFや投資信託の定額積立です。すでに積立NISAで実践していますが、それをNISA口座以外で積み立てることです。ほんとにほったらかしで、日々の株価を気にすることなく投資ができるでしょう。気づいたら思った以上に資産が増えている、ということも十分に考えられます。
ただ、それだけだとやはりつまらない。個別銘柄にも投資を続けていたいとなると、連続増配企業に少しずつ買いを入れることが私には合っていそうです。
2020年までで配当金の合計は20万円近くになりました。
配当金目当ての投資資金3000万円までは、まだまだ時間がかかりそうです。
投資への種銭は給与収入からです。
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