株価が軟調なVisaの今後の株価と配当金について

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Visaは私のお気に入りの銘柄で、このまま長期で保有していたいと思う銘柄の一つです。ただ、残念ながら2,020年の株価は動きはよくありません。悪くはないのですが、GAFAMと比べてしまうと、どうしても見劣りしてしまいます。

Visaは第2四半期のコロナウィルスの影響を受けて、わずかですが収益を減少させています。ですが、こうしたデジタル決済の需要はこれからも落ちないでしょうし、短期で考えると、年末のイベントに向けて多くの人がお金を使うことも考えられます。

今はコロナウイルスからの景気回復を待っており、まずは第3四半期の決算を確認したいと思います。Visaの取引高は、世界的なロックダウンにより経済活動が停止した後、4月の底値から回復したと言われています。現在は、以前と同じようなレベルで取引されているのでしょう。

私自身がクレジットカードや電子マネーのデジタル決算しか使わなくなったように、今後も世界中で使われていく技術だと思います。

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Visaはデジタル決済の巨人

Visaは、世界で最も認知度の高いロゴの一つとして知られています。私の財布の中にも複数枚のVisaのロゴの入ったクレジットカードがあります。Visaのビジネスモデルは非常にシンプルで、私達がクレジットカードを使ったり、機器にタッチするたびに、Visaは使われ、お金を稼いでいます。

Visaは銀行ではありません。消費者と銀行の間の仲介役です。そのため、リスクゼロでお金を稼ぐことができており、51.37%という非常に高い純利益率を達成しています。

世界の決済収入はパンデミックにもかかわらず堅調に推移

Visaは2020年度第3四半期の決算で、前年比17%減でした。しかし、収益はその四半期中に48億とかなり堅調に推移しています。他の企業が政府の救済融資を模索し、配当金を減らしている間、Visaは利益を上げることができました。

コロナウイルス感染症が収まれば、人の移動が始まり、世界的に支出が増加するでしょう。それに合わせて、VISAは世界経済のペースに合わせて回復していくと思います。

配当金の成長見通し

Visaは2008年のIPO以降、毎年配当金を増やしています。この5年間の配当成長率は20.11%と、非常に高いものです。また、この記事を書いている時点で株価は11ドルから200ドルまで上がっています。私達に十分なキャピタルゲインとインカムゲインをもたらしており、安心して保有することのできる銘柄です。

配当利回りは0.61%と高いわけではありませんが、銀行にお金を預けているよりは多めの収入になります。Visaを保有していると、普通預金口座よりも高い利回りで、さらにお金が増える機会を得ることができます。

またFRBが今後数年間は金利をゼロに近づける計画を発表したことから、投資家は低金利の現金貯金に代わる選択肢として、増配成長株に注目すべきだと思います。

インド、中国、サハラ以南のアフリカは成長の大きなチャンス

コロナウイルス感染は、多くの企業がグローバル経済における自分たちの役割を見直すことを余儀なくされました。一方でオンラインEコマースは記録的な数にまで急上昇しました。Visaは消費者がデジタル決済を使用してアイテムを購入するので、その増加と共に利益を得ると思います。

しかし、私は最もエキサイティングな発展は西洋の世界の外で起こる可能性があると考えています。インド、中国、アフリカ大陸には、日常的にデジタル決済を利用していない人たちが多くいます。Visaは、Paypal (PYPL)やMastercard (MA)のような他のデジタル決済ソリューションとともに、将来的に多くの成長が期待できます。

まとめ

Visaは世界で最も象徴的なブランドの一つであり、今後も多くの成長が見込まれていると考えられます。私は時間をかけて少しずつ買い増しをしていくつもりです。

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