投資家に人気の高配当ETFであるVYM。
私は2021年から保有を始め、今後は1,000万円を目指して買い増しを継続していこうと考えています。
現在の保有額は約750万円と金額も大きくなってきたため、分配金や構成銘柄についても定期的に確認していきます。
VYMとは
VYMは、アメリカ株式市場のうち、予想配当金利回りが市場平均を上回る銘柄を組み入れたETFで、基本情報は下記の通りです。
銘柄(ティッカー) | VYM |
運用会社 | バンガード |
ベンチマーク | FTSE ハイディビデンド・イールド指数 |
構成銘柄数 | 約400銘柄 |
コアセクター | 金融、消費財、ヘルスケア |
リバランス | 年1回 |
配時期 | 四半期:3月/6月/9月/12月 |
経費率 | 0.06% |
設定日 | 2006年11月 |
銘柄数は400超と多めに感じます。
構成銘柄上位はジョンソン・エンド・ジョンソン、JPモルガン、ホーム・デポなどの優良銘柄が多く、配当もさることながら、増配も期待できる銘柄群に投資できます。
一方でアップル、マイクロソフトといった情報技術セクターの銘柄が少ないです。株価の動きとしては、S&P500やNasdaqと比較するとですね。強気相場で情報技術セクターが上昇している時は置いていかれることもあります。
VYMの分配金
VYMの分配金推移です。(英語ページにとびます)
直近の配当金記録が掲載されています。
別途、2011年からの分配金の推移と増配率をまとめました。
毎年、分配金が増えていますね。増配率は年によってバラツキはありますが、しっかりと分配金を伸ばしてくれていることに安心できます。
VYMの株価

この5年間の株価を見ると、コロナショックで下がった時期もありましたが基本的には右肩上がりで上昇しています。
構成銘柄に金融セクターが多く入っているので、経済危機などでは一時的に下落しやすそうです。
VYMからの分配金受取額
VYMは2021年から保有しており、年に4回分配金を頂く予定です。
年 | 分配金額(ドル) |
---|---|
2021 | 322 |
合計 | 322 |
どの米国株にも言えることですが、年に4回分配金が受け取れるのは嬉しいですね。
2022年2月の分配利回りは2.7%程です。高配当ETFと称していますが、ぼちぼちでしょうか。その分、株価と分配金が安定していることが魅力ですね。
まとめ
高配当ETFとしてよく比較されるのは、ティッカーシンボルHDVやSPYD、また増配株式ETFのVIGでしょうか。
私は他ブログやYoutubeを参考に比較検討を行った結果、最終的にはVYMの購入を決めました。
本記事でも何度も”安定”という言葉を使っており、株価・分配金・増配のバランスがとても良いと感じています。
VYMの分配金利回りは3%前後ですから、欲を言えばもっと高いほうが嬉しいのですが、利回りが高いということはリスクも高くなるわけで、大きな資金を預ける場合はこのぐらいが最適じゃないかと考えています。
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