貯金をする目的は様々あります。
子供の教育資金、住宅購入資金、老後資金は一般的なところでしょうか。加えて、お金があることで安心感を得られるという人もいると思います。
今のご時世、日本の社会保障は当てに出来ない部分があります。年金に関して、貰えないことはないのでしょうけれど、もらえる金額や受給開始年齢の引き上げはすでに起こっている事実です。
家族のことに目を向けると、自身の両親や妻の両親、またお互いの兄弟・姉妹にも幅を広げて、もしかしたら私達が面倒を見ないといけないと感じることがあります。未来の話なのでどうなるかは分かりません。しかし、そのために必要な準備をしておきたい、と考えています。
最近流行りのFIREムーブメント。早くに資産形成を行い、お金に対して自由を得ることも大事なことですが、私の貯金を進める動機付けは「選択肢を増やすことが出来る」ということに尽きます。
世の中にはリサーチされた魅力的な商品が出回っている
少し話は逸れますが、貯金の反対の行為はお金を使うことです。この時代、様々な層のニーズに合わせて、それこそ個人がある程度満足できるような商品が多く出回っています。
夕食一つを取ったとしても、お金がないなら200円でかけうどんを食べれば良いですし、800円で定食を食べることも出来ます。少し余裕があるなら4,000円使って、誰かと飲みに行っても良いですし、たまにの贅沢なら1万円を超えるレストランに出掛けても良いです。私の経験では想像できるのはこのくらいのもので、世の中には夕食にもっとお金をかけることも出来るでしょう。
何が言いたいかというと、その人の収入に合わせて、”そこそこ”満足の出来るものが溢れかえっています。だからこそ、自分が何をしたいのかを分かっていないと、その”そこそこ”の誘惑にすぐに釣られてしまうと感じるのです。
そういえば学生時代にアルバイトをしていたお店の代表がこんなことを言っていました。
「居酒屋に入ってメニュー見て商品を選んでるやろ。自分らは選んでると思っとるけど、実際は選ばされてるんや」
結局は相手が出してきたものに、自分たちはのっかっているだけという話です。
目的や目標がないと貯金はツラい
だからこそ、将来的な目的や目標がないと貯金はツラいです。買いたいものを買えない。食べたいものも食べれない。会いたい人とも会えなくなります。今の生活でしたいことができなくなってしまいます。
ただ、”将来”に目を向けてみたらどうでしょうか。
- 貯金が出来、資産ができれば、希望通りのマンションが買える
- 投資額が増えて、配当金が増えれば、旅行や好きなものが買いやすくなる
- 両親や兄弟・姉妹が困っているときに、助けることが出来る
もちろん、今を全て犠牲にしろということではありません。しかし、ここが腹に落ちていないと、貯金をすることの優先順位は落ちてしまう気がします。
まとまった資産にするには年数が必要
そして、普通のサラリーマンなら、そうしたお金を貯めようとすると、数日や数ヶ月、数年頑張ったとしても、なかなか貯めることが出来ません。100万円、1000万円を貯めることは、それなりに時間がかかることだと知っています。
それでも、私が社会人3年目ぐらいの時に始めた1ヶ月3万円の先取り貯金。この3万円がなければ、今の金融資産3000万円はありません。
毎月コツコツと積み上げていくことでしか、私達の目標に到達する方法はないのです。
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