妊娠中の妻が緊急で入院しました。
朝から少し具合が悪いと聞いていましたが、まさか入院するまでとは思ってもみませんでした。。
夕方から総合病院に搬送されて、そのまま入院が決定。事態を楽観視していた自分が恥ずかしいです。
入院初日:妻は健康は大丈夫そう、でも差額ベッド代が…
妻から入院したと連絡が入った際は出張中だったのですが、その時点で仕事を切り上げ、病院に駆けつけました。
到着した時間は夜の10時頃。緊急入院でしたが、幸いにも事態は軽く、安静にしていれば良いという話でした。安心しました。
なんだ良かった。出産時に備えて保険にも入っているし、こういう時のための貯金だから大丈夫!差額ベッド代?ハハハ!入院?お金のことなんて心配せずに、お前は体のことだけ心配しろ!と意気揚々と妻に話していました。
ただその搬送された病院というのは、かの有名な聖路加病院で差額ベッド代の額が半端なさそうなのです。田舎での私は聖路加病院と聞いてもピンときません。
「少し高そうな病院だよ」と入院費のことを心配している妻から話を聞いても、「普段行きたいて言ってる星野リゾートだと思って入院しておきなよ笑」と話し、楽観的に考えていました。
時間も23時を過ぎたため、受付に行き帰ろうとしたところで、入院の申込書や入院の為のパンフレット等を頂きました。そこに目を通していると、なんと差額ベッド代の最低金額が30,000円オーバーと書かれています。
驚愕でした…
先生からは「おそらく1周間は入院です」と言われていたそうで、差額ベッド代だけで20万円コースになるかも …こいつはやばいぞ。
入院初日:帰宅後に入院費の作戦を考える
病院名で検索をかけると、知恵袋で同じような相談があるし、公式サイトを見ても30,000円を超えている。
さて、、、どうしようか。
まずは以前読んだブログを思い出しました。
いつか子供に伝えたいお金の話
■差額ベッド代とは(入院時の差額ベッド代は支払わなくてもよい?・その1)
「入院時の差額ベッド代は支払わなくて良い」、そんな話は聞いたことがありますし、実際入院を受け、お世話になっている保険の担当者に相談したところ、そのようなことを言っていました。
ただ、上記のブログを読んでいると、相手の対応がすこぶる悪くなりそうです。妊娠をしている、ということを考えると、病院側との関係が悪くなるのは避けたい所です。
そのため、妻の容態が落ち着いたタイミングで転院ができるかを考え始めました。転院が出来るのかどうか、友人の看護師に相談しましたが「聞いたこと無い」という返事。
それでも1日30,000円の出費は痛い、痛すぎる。安静にしていれば問題なさそうなので、この線で病院側に交渉しようと決めました。
入院2日目:病院と交渉
2日目、改めて病院へ行き入院の手続きを行いました。
そして、いよいよお金の話へ。ここは都内でも有数のセレブリティ病院、お金のことで相談するのは恥ずかしいと思いましたが、恥を忍んで聞いてみました。
私「あの、、差額ベッド代ですけれど、ここの病院では何泊も出来そうにありません。出来れば妻の容態が落ち着いたら転院を考えているのですが、そうしたことは可能でしょうか。」
主治医「あ、大丈夫ですよ。産科病棟は差額ベッド代はかかりません(^^)」
私「え!?( ゚д゚)。。」
そう、産科病棟だけはかからない、という回答でした。
そんなことはどこにも書いていないし、口頭でのやりとりなので不安ですが、少し安心しました。
うーむ、個室でシャワーも付いているし、普段利用しないので釈然としませんが、言われた通り請求を待ってみます。”差額ベッド代はかからない”と言われているのですが、心配しながら1周間過ごすことになります。
ただ、大事なのは妻の体調ですね。友人からは「一番不安なのは奥さんだよ」と釘を刺され、施設やスタッフは十分すぎる場所なので、このまま待ってみます。
入院数日後:退院と請求について
妻が入院してからの2週間は、平日は仕事で出張、土日は妻の入院する病院へ通っていました。
退院日は妻の様子を見ながら前日に確定。
ちょうど長期連休に入ったこともあり、体に負担がかからないようにするため妻の実家へ帰省することにしました。
結局妻は病院で2週間過ごしました。
退院日が月初だったため、月末の退院だったら高額医療費制度のおかげで安く済んだのになぁと考えた私は最低野郎です。
請求金額は入院費用としては25万円ほどで、おそらく10万円くらいは戻ってくるでしょう。
心配していた差額ベッド代はいくらだったか
さて、気になる差額ベッド代ですが、費用はかかりませんでした!あー素晴らしい!
今回手厚い対応をして下さった病院に感謝しかありません。
それにしても、こうした突然の機会じゃないとお世話してもらえないような病院でした。
妻としても至れり尽くせり、安心の入院生活だったと思います!
妻の妊娠と入院について
しかし、切迫早産なんて今まで聞いたこともありませんでしたが、案外多そうですね。
聞いたことないというよりは、気にしたことがなかったという方が正確だと思いますが、動いてはいけないという制約のある中で妻の実家に到着しましたので、あとは実家でゆっくり過ごしてもらいたいです。
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